good thingはオンライン販売でのみ展開するブランドです。

意外な企業秘密が隠されているのです。
good thingでは流行を意識することなく、時代が移り変わろうとも末永く着用できるパンツを作りたいと考えています。一過性のトレンドではなく、長く愛用してもらうためには普遍的なデザインと、酷使に耐える縫製技術が必要です。

パンツの縫製は、原則2本針巻き縫いにしてあります。肌触りや見た目に優れている部分もあり、何より耐久性が高くなります。見えない部分ですが、裏側のチェーンステッチは所有欲を満たしてくれるに違いありません。

負荷がかかる部分に関しては20番手の太い糸でダブルステッチを施しました。2倍の強度も持たせていることになります。

good thingのパンツはほとんど岡山県倉敷市で作られています。市中心の南東に位置する児島は素晴らしいデニム製品を生産することで世界中に知られています。クラボウ(倉敷紡績)の企業城下町として、戦前より多くの縫製工場が勃興し、戦後はユニフォームや学生服といった厚い生地の縫製が得意な産地として、隆盛を誇りました。
ミシンさばきは経験がものをいいます。生地の部位によってはスピードやテンションを調節しています。
中央に写っているパーツがラッパです。今回は特別に撮影許可が下りました。
素材開発から旧式のミシンを使う古き良き時代の縫製技術で、その完成度は世界中に知られています。ジャパニーズデニムと賞される品質は、発祥の地であるアメリカを凌駕しているといっても言い過ぎではありません。デニムブームを経た今、多くの工場がジーンズに限らずパンツ生産に関しての高い技術を持つようになりました。

児島の工場ではラッパというパーツを縫製時に使用します。これはミシンに取り付けて使用するものです。形状が楽器のラッパに似ているため、この名前になりました。

ラッパを使うと工程の多い織り伏せではなく、巻き込みで縫えることができます。重ねた生地を縫う際に平面的に置くのではなく、文字通り巻き込みながら縫うことができるのです。そうすることで曲線を生かした仕上がりにすることができます。

ラッパはパンツ毎に1点ずつカスタムして作り出すので、手間も時間もかかります。工場によって形状は異なり、取材中も写真の撮影の許可は下りません。いわゆる企業秘密というものです。

まずはデニムジーンズからラインアップはスタートします。今後も様々なパンツをラインナップに加えていく予定です。
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